美しい万石浦の風景を堪能して、女川から石巻に戻る。

 石巻からは24番目の路線・仙石線の旅である。
2番線に停まっていたのは、なんと山手線のおさがりであった。
日本三景・松島海岸の車窓に背を向けよということか。
16時54分、あおば通行快速電車は動き出した。

 石巻の市街地を抜けて、矢本まで各駅に停車する。
快速運転となってから、野蒜で石巻行とすれ違ったあと、海に出る。
松島海岸の一部を走っているのだ。
気が付けば左は湾、右は浦だったりする。
養殖筏の数が多くなる。静かな海が多いようだ。

 高城町に停車したあと、松島海岸に停車。
石巻でも気付いたが、首都圏同様にSuicaが使えるらしい。
仙台都市圏でも普及しているのだ。
すれ違う快速電車には、各車両に石巻、松島、塩釜などの
ラッピングが施してある。観光路線としての使命があるようだが、
山手線同様のロングシートではその場所へ行くのを楽しめない。
1両しかない指定席の2WAYシートを使えということなのか。

 松島海岸に沿うところで東北本線と並んでから
市街地の中に入って、高架橋に上がり本塩釜に停車。
完全に仙台都市圏に入ったようで、ここから複線になる。
多賀城からは各駅に停車して乗客をかき集める。
都市近郊路線ゆえに山手線の“おさがり”を使う理由も
わからなくはない。

 小鶴新田で高校時代の友人と合流する。
話をしながら乗っていると、地下に入ったのに気付かず、
そのまま仙台に到着してしまう。
乗客の90%が下車。
ぼくらはそのままあおば通駅まで乗る。

 あおば通駅は仙石線地下開業時にできた駅で、
駅間は歩いていける距離で、仙台駅東口と西口としても
いいくらいに近い。なぜここを開通させたのかわからない。
が、地下鉄仙台駅の最寄り駅はあおば通駅である。
あおば通駅から仙台駅まで歩く。
地下街を通ったくらいの時間で、仙台駅地下改札口に着く。
ここから東北本線の“利府支線”に乗って今日の旅を終りにする。

 夜は合流した友達と寿司を食べた。
牛タンにしようかどうしようか迷ったが、海の幸がよかった。



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